144分の1から
ホビー
自衛隊制式装備コレクション
2007年もまもなく終わろうとするこの年の瀬に新たなシリーズ(?)が発売されました。
陸上自衛隊の制式装備車両を1/144スケールでモデル化。このスケールではすでに海洋堂の「ワールドタンクミュージアム」、コナミ「陸上自衛隊装備大全」、タカラトミー「TMWシリーズ」などで各車両がモデル化されておりますが、今回はザッカPAP社による製品。この会社バズーカ名鑑、ヤマトメカコレクションなどがありますね。面白いところでは1/150スケールの御前崎灯台なんてアイテムも・・・
ブラインドボックスで価格は1個473円(税込み)、90式戦車、99式弾薬給弾車、203mm自走榴弾砲、施設作業車、88式地対艦誘導弾、高軌道車&120mmモーターの6種類。各車通常塗装と迷彩塗装があり全12種。
90式戦車(機甲科装備)富士教導団戦車教導隊第2中隊
99式弾薬給弾車(野戦特科装備)99式自走155mm榴弾砲の専用給弾車両
203mm自走榴弾砲(野戦特科装備)ちなみに給弾車は87式給弾車を使用
施設作業車(施設科装備)ドーザーとショベルを搭載した新型
88式地対艦誘導弾(野戦特科装備)74式特大型トラックに空自で使用している国産80式対艦ミサイル(ASM-1)を6基搭載、発射状態をモデル化。迷彩塗装はゲットできず残念。
高軌道車&120mmモーター(普通科装備)モーターは120mm迫撃砲RTで普通科装備で最大の火砲
それぞれに小さなジオラマベースが付属しております。全体の印象としてまとまってはいるが細部のディティールに甘さがある、例として90式の120mm滑空砲身が太すぎ、トラック、高機動車の窓が塗りつぶし等。また99式弾薬給弾車も後部を開けた状態にしてほしかった、99式自走155mm榴弾砲はコナミから出ているので合わせてみると面白いかと。施設作業車と88式地対艦誘導弾は地味な車両だけにモデル化されたのはうれしい。
左)コナミ「陸自装備大全」 右)制式装備コレクション
第2弾が出るのかどうかまったく判りませんが希望としては戦車牽引車、73式セミトレーラー、救急車とか陸自にこだわらず航空機の牽引車とか燃料タンク車なんかジオラマの脇役になりそうなのがいいですね~。
今年の記事もこれが最終、今年1年お付き合いいただきありがとうございました、来年も生温かくよろしくお願いします。では皆さん良いお年を。
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