まなびストレート＃１０

 

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｢集う仲間たち｣

桃葉のゲリラ放送のおかげか署名も集まりだしたが目標の７０％までは数も時間も足りない状態。そして合併の先駆け的な出来事、老朽化した時計塔が改修され新しくなる。

さすがに生徒たちの顔にも寂しげな表情が浮かび、まなびたちも惜別の校内放送を行う。ところがその時計塔が爆発炎上、真下にあった生徒会室は無残にも崩壊。落ち込むまなびたちに下嶋先生が新しい生徒会室を紹介する、十数年前に廃寮になった学生寮、来年には取り壊すため自由に使っていいというものだが、あまりの廃墟に４人はしり込み。

掃除をしながらまなびは、なぜ皆で行う学園祭は楽しいのにわかってくれないのか騒ぎ出す。芽衣が｢友達からナカマ｣の意味が伝わっていなかったのでは、という言葉にうつむくまなびたち。そこに現れたのは演劇部や家庭科部などの仲間たち、さらに一般生徒たちや学園長も新生徒会室を手伝いに集まってきた。

学園長の｢聖桜学園を好きになってもらえた？｣の問いにまなびは自信を持って｢ハイっ！｣と答える。

署名決裁日当日、愛光学園理事長室で多佳子がまなびたちの活動の成否をたずねると理事長は｢７６％よ｣と答える。

次回１１話｢わたしにもみえるよ｣

おまけ